ふくらはぎの塊(凝り)がいつのまにか出来てしまうというのには理由があります。
大部分の人にはふくらはぎの凝りはありませんので、出来てしまう人には無意識のうちにふくらはぎの凝りを作る癖があるのです。
ハイヒールをよく履く
ヒールの高い靴を履くとつま先立ちのような姿勢になるので足元が不安定になり、ついひざ下に力を入れすぎてしまいます。
つま先に力を入れているとふくらはぎの筋肉がキュっと収縮します。
この状態が長時間続くとふくらはぎは凝りやすくなります。
中高生の頃は凝りがなかったのに、社会人になるにつれてふくらはぎに塊が出来るようになってしまった人はヒールを履いていることが原因なことが多いです。
座っているときにつま先を立ててしまう
背が低く、ひざ下が短い人によくある癖です。
踵が地面につかなかったとしても座っているときはブラっと足を垂らしていれば良いのですが、ついついつま先立ちになって踏ん張ってしまう。
つま先立ちを長時間キープすることでふくらはぎが緊張し、凝りができます。
歩くときにつま先に力を入れて蹴る
歩いていて地面を蹴るときに自然に足を離すことができずにグリっと蹴ってしまう癖があるとふくらはぎに余計な力が入るため、ふくらはぎの筋肉が太くなったり凝ったりすることがあります。
歩くときにつま先(足の指)を上にあげたまま歩く
サンダルやミュールを履いている人に多いのですが、歩くときに足の指を上に向けて歩く癖がある場合もふくらはぎが発達してしまったり、凝ってしまうことがあります。
立っている時に足を踏ん張りすぎる
体幹の筋肉が不安定で体全体がグラグラとしているために足を踏ん張りすぎてしまう場合も脚の筋肉が発達し太くなったり、ふくらはぎが緊張して凝りにつながります。
まとめ
普段の何気ない癖でふくらはぎの筋肉は緊張し、凝りの原因になります。
ふくらはぎが凝ると血流が悪くなり、脚も太くなりやすくなります。
ボコっとふくらんだ筋肉は見た目にも良くありません。
ふくらはぎの凝りは根本的な原因を解消しないと、マッサージなどの対処をしてもすぐ元に戻ってしまいます。
自分のふくらはぎがナゼ凝っているのかを解明し、ふくらはぎの凝りの原因となる筋肉の緊張をとることでふくらはぎの凝りは改善してゆきます。